家の設計 3

総二階。。
あんなに、この斜面の土地に合う家を考えて、やっぱ社長すげーやーって思ったのに、結局総二階かよ。
って思った私。

要望と予算を考えると、そうせざるを得なくなってくるんだそーな。

やっぱり総二階が部屋数も多いし、結局やっぱりそうなるのかな。。
って自分に言い聞かせる。

テレビ電話でもあーでもないこーでもない、じゃあこーしてあーして。。って激論。

私の考えは
⚫キッチンは南面を向けたい。
⚫二階のスカイデッキには誰でも自由に行き来できるようにしたい。
⚫階段はリビングダイニングに。

と、新たにバージョンアップされる。笑
社長は、私の考えを
「フッ何言ってんだこの素人は」
って鼻で笑うことなく、
「そんなことできないですよー」
って投げやりになることもなく、

「えーーーーまじすかぁぁーー」
「えっとーーえーーーっとーー」
「それじゃあ、、、」
って、次々と案を出してくれる。
そして、諦めない。
そして、私の家づくりの意見を尊重してくれる。時々なんかブツブツ文句言ってるけど。

私がぶっ飛んだこと言い出したら、分かりやすく、一から説明してできない理由を分かるまで説明してくれる。
だから、私達の家づくりのモチベーションが下がることなく、言いたいことはズカズカと言って、激論しながら打ち合わせができたと思う。

結局、
総二階の状態で、
最強な家までは考えつかなかった。
色々提案されてもどーもしっくりこない。

私ももっと色んな家を見よう!
勉強しよう!!
もっと家のイメージを明確にしよう!
ということで、
とりあえず出産をすませる。
ちゃちゃっと産もう。

ってこら。
出産を、軽く言うな。
めちゃくちゃ痛かったわ。
めちゃくちゃめでたいわ。
おめでとう!我が子!
ありがとう!我が子!
いい家作るぞ!我が子!

家の設計 2

マクスに決めて、土地に合うように家を考えてくれて、さあオッケー!次!

ってわけではありません。

土地に合えばなんでもいいわけではなく、私達の要望をいい感じに取り入れてもらって、最強の家にするのです。

要望
1、スカイデッキが欲しい。
2、お風呂の窓は外の景色を楽しみたい。
3、リビングダイニングは広めがいい。
4、薪ストーブライフをおくりたい。
5、二階部分を作るなら南面に窓がほしい。

正直、他にもたくさん要望はありました。
提案してくれた家に、追加してほしい要望としてはこれでした。
そして、
旦那を置いて出産のため、実家に帰ります。

しばしのお別れです。

私と子供のいない間に、
旦那はパチンコに行ったり、マクスの勉強会に参加したり、またパチンコに行ったり、薪ストーブ用の薪割りをしたり、してくれていました。

私はというと、
地元の好きな工務店のモデルハウスに行ったり、妊婦健診に通ったり、ステキな建物を見に行ったり、常夏の南国の炎天下の中砂場をしたり、水遊びをしたり。

そして、約束通り、社長とテレビ電話もしました。

私達の要望を踏まえて新しい図面を用意してくれました。

それは、
なんと、
総二階でした。

ズコーーーー。

家の設計 1

「私達は、マクスに建てて欲しいと決めました。」

と、マクスの社長に伝える。
それと同時に、
でも、あと2ヶ月で出産のために里帰りします。
なので、あと2ヶ月で遅れを取らない様に、何とかできますか?

と無茶ぶりをする。

すると、社長さんは、
「何とかなります!!何とかします!!テレビ電話とかでも打ち合わせできますしね!」
と言いました。

私も旦那も、その返事が心強くて、その気合いが嬉しかったです。。

と言うことで、
いよいよ図面を書いてもらうことに。どんな家を書いてくれるのか、結構、相当、ものすごく期待しました。

ワクワクして、
当日を迎える。
社長もスーツでビシッと決めてくれて、緊張感が伝わってきます。
ワクワク。ドキドキ。

社長「はい、どうぞーー!!」

と気合いを込めて見せてくれた。
社長は色々説明をしているが、私の耳には入らない。
ただただ、図面をじーーーっと見るだけ。

平屋だ。(厳密には1.5階的な)
軒がすごく深い。
その軒の中に
デッキもある。

ぱっと見、素人目で、土地に馴染んでいくのが眼に浮かぶ。
斜面の土地に無理なく、優しく家が建つのが見える。。

そうだよな。
この土地なら
こういう風に建てるのが一番かっこいいだろう。。
私もそう思う。。
やーーー。
すげーや。。
これこれ。
これを求めてたんだ。。